<大学で長期留学を悩んでいる方へ>経験者が語る留学で語学力以上に得られるものとは

こんにちは。筆者のチャボンです。この記事では長期留学で得られるものを自身の留学経験を元に紹介しています。

チャボン
チャボン

<筆者の情報>

大学時代アルゼンチンに全額免除(食費・住居費・授業料が無料)で約1年間の留学経験あり

「語学力よりも様々な経験」「その経験はお金より価値がある」

これは筆者が長期留学で感じたことです。

まず皆さんの留学の目的はなんでしょうか。

  • 語学力の向上
  • 異文化理解
  • 新しい経験をしたい
  • 世界観を広げたい
  • 就職に役立つ

人によって様々な目的があるとは思いますが、上にあげたものが主な目的なのではないでしょうか。

一方で長期異国で過ごすことには様々な心配要素もあります。

  • 自分の語学力で大丈夫なのか
  • 現地の友達を作れるのか
  • ホストファミリー・寮でうまくいくのか
  • 大金を出す価値があるのか
  • 差別されないか

このような心配が留学に行くという決断を遠ざけているかもしれません。

結論から言うと、迷っている方で可能であれば絶対に長期留学を体験したほうがいいです。

その根拠を経験を元に紹介していきます。

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1. 精神が強くなる(打たれ強くなる)

まず、長期留学を経験することによって精神が強くなります。

留学先では精神が打ちのめされることが多々あります。

  • 相手の言っていることがわからない
  • 授業のレベルについていけない
  • 人種差別を受ける
  • ホームシック・孤独感
  • 成長を感じられない

これらが主な原因ではないでしょうか。

ですが、正直出発前のレベルが余程高くない限りこれらは普通です。多くの人が経験するはずです。

その時はもちろんしんどい思いをするでしょう。筆者も実際キツかったです。

しかし、日本に帰ってから留学生活を振り返ってみると

こんなこともあったなぁ

と感じることがあるでしょう。

筆者はこの瞬間を「心の成長」思っています。これらの困難を乗り越えることによって人として強くなります。

短期留学ではここまで経験できないと思います。

2. 新しい経験ができる

長期留学では日本ではできない経験をすることができます。

日常的に普通だと思っていたことが他国では全く普通ではないということは多々あります。

筆者の体験談1

日本ではバスは必ず時間通りに来ますが、アルゼンチンでは絶対に来ません。

それ以前にちゃんとした時刻表がないため、だいたいの時間にバス停に行って待つことになります。

しかしそれでも誰も文句を言わず、運転手に挨拶をして話しています。

一方で日本では少し遅れただけで文句を言う人もいます。

筆者はこの経験によって、「日本人ももっと気楽に生きてもいいのではないか」と感じました。

筆者の体験談2

外国人だからという理由で詐欺られかけたことがあります。

これはアルゼンチンではありませんが小旅行する時、本来の運賃が1000円だったにもかかわらず、2000円請求されたことがあります。

この時違うと確信したため、「1000円のはずですけど」と言い返すと正規料金に戻してくれました。

日本では絶対このような経験をすることはないでしょう。

しかしこれも一つの経験であり、「動じずに言い返す」という力がつきました

3. 世界観が広がる→選択肢が増える

長期留学によって世界観を広げることができます。

世界には200カ国近くの国があり、それぞれ多少なりとも異なる考えや価値観を持っています。

それらを取捨選択することによって自分の人生に厚みを持たせることができるでしょう。

筆者の体験談3

日本では一般的に大学4回生の時に就職活動を行い、内定をもらって卒業直後に新卒として就職します。

しかし、アルゼンチンでは大学在学中に自分の専攻を変えじっくりと将来を考えることもあったり、卒業後も自分のやりたいことを優先させることも多々あります。

筆者は日本の就活システムに疑問を持っていたところ、アルゼンチンの「自分のやりたいことをやる」という考え方が気に入り、日本で就活しないという選択肢もできました。

また、「普通は・一般的に」という考えから外れる勇気もつきました。

このように実際にその国へ行かないとわからないこともたくさんあります。

4. 世界各国の友人ができる

ホストファミリーや寮は日本人以外と住むことが一般的だと思います。

それにより様々な国の友人ができます。

様々な国の友人ができると何がいいのか。

  • その友人の国へ行った時案内してもらえる
  • その国に興味を持てる
  • より異なる価値観を吸収できる
  • 同年代の人だとより刺激をもらえる

筆者の体験談4

筆者はアルゼンチンで様々な国の人と関わることがありましたが、一番刺激を受けたのはほとんどの人が英語を話せるということです。

母国ではない人が皆ペラペラであることに驚くと同時に、日本の英語レベルの低さを痛感しました。

筆者自身も英語は話せるのですが、それよりもっとレベルが高かったです。この経験によって、英語学習の意欲に火がつきました。

結論:語学力より経験

実際長期留学を経験してみて、言えることは

「語学力よりも様々な経験」「その経験はお金より価値がある」

ということです。

短期留学ではこれらすべてを経験する前に終わってしまうでしょう。

もし、機会があるのに迷っているならば絶対に行って欲しいです。

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