【汚い言葉・悪口】アルゼンチンスペイン語のスラング18個まとめ〜使う際は注意〜

こんにちは。筆者のチャボンです。

この記事ではアルゼンチンのスペイン語で使える悪口・汚い言葉を紹介しています。

本当に日本語では考えられないくらい汚いものばかりなので、仲の良い友人の間で言うようにしましょう。

くれぐれも初対面の人に使わないように。

<チャボン(筆者)の情報>

  • アルゼンチンに1年住んでいたことがある
  • 世界12カ国25都市を訪れた
  • スペイン語学習歴4年

アルゼンチンで使われる悪口まとめ

アルゼンチンのスペイン語を聞いてみたい方は、アグエロ選手とメッシ選手の会話動画をご覧ください。

La concha de tu madre

数ある悪口の中でもアルゼンチンで一番よく聞くのは「la concha de tu madre(ラ コンチャ デ トゥ マドレ)」でしょう。

対面している相手を罵る時に使い、意味は「お前の母のあれ」です。日本語では考えられないくらいひどいですよね。

友人同士では冗談で言い合うことも多いです。

「madre」の部分が「hermana(エルマナ)姉・妹」に変わることもあります。

La concha de la lora

2つ目は「la concha de la lora(ラ コンチャ デ ラ ロラ)」です。

意味は「オウムのあれ」ですが、もはや意味が分かりません。

こちらは先ほどと違い、対面している相手を罵る時には使わず、独り言を言う時などに使います。

例を挙げると、「宿題多いなほんまに、クソ」のような場面です。

「lora」の部分が「vaca(バカ)雌牛」に変わることもあります。

Boludo/Boluda

3つ目は「boludo(ボルード)/boluda(ボルーダ)」です。

意味は「男性の大きい玉」ですが、使用するときはその意味は含みません。日本語に直すとすれば「くそ」になるでしょう。

ちなみに、この単語は友達同士では文章の最後に付けて言うことがあります。この場合、一切悪い意味は含みません。ほぼ口癖のようなものです。

主にブエノスアイレス付近とアルゼンチン南部・パタゴニア地方で使われる傾向があります。

Culiado

4つ目は「culiado(クーーーリアウ)」です。

こちらはアルゼンチン・コルドバ州バージョンの「boludo/boluda」と思ってください。使われ方にほとんど差はありません。

唯一異なるのは、文末に口癖のように付くことはないというところです。

発音は「クーーーリアウ」のように「クーーー」の部分を伸ばし、最後は「ド」ではなく「ウ」と言います。「クリアード」と発音されることはありません。

使用例:Hacete culiau.「くそくらえ」

このように文章になることもあれば、単独で使われることもあります。

*表記が「culiau」になるときもある。

Huevón

5つ目は「huevón(ウェオン)」です。

こちらはアルゼンチン・メンドーサ州バージョンの「boludo/boluda」と思ってください。使われ方はほとんど同じです。

「boludo」のように文末に口癖のように付くことはありません。

普通に読むと「ウエボン」ですが、実際の発音は「ウェオン」になります。

隣国のチリでも皆言っています。メンドーサはチリに近いためよく使われるのでしょう。

Papudo/Papuda

6つ目は「papudo(パプード)/papuda(パプーダ)」です。

意味は「女性の大きいあそこ」ですが、使用するときはその意味は含まれません。

主にアルゼンチンのコルドバ州で使われる傾向にあります。

コルドバ出身の友人曰く、「boludo」よりも強い言葉だそうです。本当に使用する際は気をつけてください

Qué carajo

7つ目は「Qué carajo.(ケ カラホ)」です。日本語に直すと、「くそ!」が一番近いでしょう。

「carajo」の意味は「男性のあれ」です。

下に出てくる「mierda」と使い方は割と似ています。

Qué pelotudo

8つ目は「Qué pelotudo(ケ ペロトゥド)」です。主に男性相手に使います。意味は「クソが!」に近いでしょう。

一度アルゼンチンの番組で、誰かがペットボトルの口に塩か何かをぬり、それを飲んだ人が「Qué pelotudo」と言っていたことがありました。

Qué conchuda

9つ目は「Qué conchuda(ケ コンチューダ)」です。主に女性相手に使います。意味は「クソが!」に近いでしょう。

この単語自体の意味は「女性の大きなあれ」です。

これは本当にキツイ言葉なので、むやみやたらに口に出さないほうがいいです。

La puta que te parió

10つ目は「La puta que te parió.(ラ プタ ケ テ パリオ)」です。

意味は「お前を産んだ〇〇〇」。(丸の中はご想像に任せます。ヒント:漢字3文字)

これはサッカーアルゼンチン代表のアグエロ選手が、車のタイヤがパンク(?)した時に言っていました。

対面している相手以外に言う場合は「La puta que lo parió.」になります。

*一応スペイン人が言っているのも聞いたことはあるが、相手がアルゼンチン人だったため使ったのかもしれない。

Otario

11個目は「otario(オタリオ)」です。意味は「間抜けな人」。

この単語は喧嘩をする時に使われる言葉なので、日常的に聞くことはまあないでしょう。

筆者は一度アルゼンチンで、急に喧嘩が始まった現場を目撃してしまいましたが、木の棒を持って「otario!!」と叫んでいました。

Choto/Chota

12個目は「choto(チョト)/chota(チョタ)」です。

主な意味は「男性のあれ」で、他には「役立たず・無能な人」という意味もあります。

この場合での意味は「クソみたいな〜」という形容詞で使えます。

Hoy es el día choto.

「今日は嫌な日だ」

La tele es chota.

「このテレビ全然あかんわ」

日本人で「しょうた」という名前の人は発音が似ているため、アルゼンチンに行くと恐らくいじられます(笑)。友人がそうでした。

*アルゼンチンのスペイン語で「cheto(チェト)/cheta(チェタ)意味:おしゃれな」という単語がありますが、意味が全く違うので混同しないよう注意。

Turra

13個目は「turro(トゥロ)」です。意味は「puta」と全く同じ。

アルゼンチンの言葉ですが、約1年アルゼンチンにいた中で一度しか聞いたことがありません。

Gil

14個目は「Gil(ヒル)」です。意味は「おバカさん」。(実際はこんなに可愛い言い方ではないですが。)

アルゼンチンでよく使われる呼びかけ「che(チェ)」と合わせて

「Che gil.」

と呼ぶことができます。仲の良い友人同士で冗談で言い合うことがあります。

Forro/Forra

15個目は「forro(フォロ)/forra(フォラ)」です。「gil」と同じ意味。

アルゼンチンの他にウルグアイでも使われます。

使用例:Qué forra.

Qué garrón

16個目は「Qué garrón(ケ ガロン)」です。意味は「マジかー、くそ」。

筆者のアルゼンチン人の友人はいつも言っていました。

¿Vamos a ir a comer hoy?

「今日食べに行かない?」

Hoy ya tengo un compromiso. Qué garrón.

「今日はもう予定があるの。最悪だ。」

Hijo de puta

17個目は「hijo de puta.(イホ デ プタ)」です。

意味は「〇〇〇の息子」(丸の中は先ほどと同じ)。英語にも同じような表現がありますよね。

この言葉はアルゼンチンに限らず、全スペイン語圏で使われます。

mierda

18個目は「mierda(ミエルダ)」です。意味は「茶色のあの物体」。

この単語は、非常に使い勝手が良く、全スペイン語圏において様々な場面で使われます。

例えば少しつまずいた時やなどです。これまでに紹介した単語の中で、一番日本語の「くそ」に用法・意味が似ています。

まとめ

以上がアルゼンチンで主に使われる汚い言葉・悪口のまとめです。

何度も言いますが、くれぐれも初対面の人や知らない人に頻発しないようにしましょう。下手すると命に関わります。

その他アルゼンチンのスペイン語を学びたい方は、以下からどうぞ。

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