【2021年開幕版】NPB所属スペイン語圏出身のプロ野球選手一覧まとめ

  • 巨人(6人)
  • 阪神(3人)
  • 中日(5人)
  • 横浜(7人)
  • 広島(3人)
  • ヤクルト(3人)
  • 著作権・肖像権の関係上、選手の写真は載せておりません。気になる方はご自身で各球団公式HPをお訪ねいただくよう願います。

セリーグ

次にセリーグに所属するスペイン語圏出身の選手を紹介していきます。選手の順番は2020年の所属チームの順位です。

*カッコ内のアルファベットは、「G」→巨人、「T」→阪神、「D」→中日、「DB」→横浜、「C」→広島、「S」→ヤクルト

巨人

R・デラロサ(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1989.3/4右/右183/9512

Rubby de la Rosa(ルビー・デラロサ)

2019年途中から巨人でプレーするデラロサ選手。

1年目から中継ぎとして活躍し、胴上げ投手にもなった。

160km/hを超えるストレートで打者をねじ伏せ、セーブを量産する。

A・サンチェス(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1989.11/28右/両185/8815

Ángel Sánchez(アンヘル・サンチェス)

2020年シーズンから巨人でプレーするサンチェス選手。2019年は打者有利と言われる韓国リーグで17勝を挙げた。

日本球界1年目の2020年は開幕が遅れるなどコンディション調整が難しい中、ほぼローテーションを守りきり8勝をあげた。

C・C・メルセデス(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1994.3/8左/両188/8242

Cristopher Crisostomo Mercedes(クリストファー・クリソストモ・メルセデス)

2017年に育成契約を結び、翌年2018年の夏支配下登録を勝ち取ったメルセデス選手。

支配下登録されたシーズンは安定した投球を見せ、10試合以上先発し防御率2.05をマークした。

その後の2シーズンはまずまずの活躍を見せている。

E・ウレニャ(内・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1999.5.27右/右183/7998

Estamy Ureña(エスタミー・ウレニャ)

2019年末に育成選手として巨人に入団し、2020年9月に支配下登録されたウレーニャ選手。

支配下登録されるまでの二軍戦では好成績を残した。弱冠21歳のためこれからの活躍に期待。

J・デラクルーズ(内・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
2004.7/29右/右182/76007

José de la Cruz(ホセ・デラクルーズ)

2021年の2月、育成選手として巨人に入団したデラクルーズ選手。

まだ16歳で将来性を買われた。球団は野球以外の面も全面サポートするそうだ。

J・ティマ(外・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
2004.9/25右/右193/86013

Julian Tima(フリアン・ティマ)

デラクルーズ選手とともに、2021年の2月育成選手として巨人に入団したティマ選手。

こちらも16歳で将来性を買われた。球団は野球以外の面もサポートするそうだ。

阪神

R・アルカンタラ(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1992.12/4右/右193/10044

Raúl Alcántara(ラウール・アルカンタラ)

2021年シーズンから阪神でプレーするアルカンタラ選手。

2020年には打者有利と言われる韓国リーグで20勝をあげた。

コロナの関係で入国とチーム合流が遅れたが、好調なチームをさらに引っ張るために1軍で活躍して欲しいところ。

ただ外国人枠の関係で現在は微妙なところ。

R・スアレス(投・ベネズエラ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1991.3/1右/右188/9575

Roberto Surarez(ロベルト・スアレス)

2020年から阪神で活躍するスアレス選手。

3年間在籍したソフトバンクでは怪我の影響もあり思うような結果を残せなかったが、阪神に来てからその才能が開花。

阪神1年目となる2020年シーズン途中から絶対的守護神として25セーブをマーク。最多セーブのタイトルを獲得した。

今シーズンも10試合に出場し防御率0.90と圧倒的な安定感を誇る。

阪神としてはスアレス投手のメジャー流出を阻止できたことが1番の補強だったかもしれない。

このロベルト・スアレスは、ヤクルトに所属するアルベルト・スアレスの実の弟。

J・マルテ(内・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1991.6/21右/右185/9931

Jefry Marté(ジェフリー・マルテ)

2019年シーズンから阪神でプレーするマルテ選手。

弾丸ライナーでレフトに持っていくパワーは魅力的。そんなパワーに選球眼を兼ね備えた、投手からしてみれば非常に厄介なタイプの選手。

前年まではエラーが目立ったが、今年に入ってから一気に守備の安定感が増したように見える。

唯一の課題点は、怪我の多さだろう。非常に良い選手なだけに、怪我なくシーズンを通して活躍して欲しい。

中日

R・ロサリオ(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1994.5/18左/左185/9542

Randy Rosario(ランディー・ロサリオ)

2021年から中日でプレーするロサリオ選手。

185cm(公式サイトより)のサウスポーから繰り出される150km/h超のストレートはバッターを翻弄するだろう。

中日の層の厚いピッチャー陣に割って入り込めるか注目しよう。

Y・ロドリゲス(投・キューバ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1997.3/10右/右186/9767

Yariel Rodríguez(ジャリエル・ロドリゲス)

2020年に中日と育成契約を結び、その年の8月に支配下登録を勝ち取ったロドリゲス選手。

支配下登録の後、10試合に先発し防御率4.12と本来の力を出し切れなかった。

2年目の今季は持ち味を発揮し、勝利数を積み重ねられるのか。

2019年のプレミア12ではキューバ代表に選ばれた。

R・マルティネス(投・キューバ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1996.10/11右/左193/9397

Raidel Martinez(ライデル・マルティネス)

2018年から支配下登録選手として中日でプレーするR・マルティネス選手。

2年目となる2019年シーズンから中継ぎや抑えで活躍している。

2020年は40試合に登板し、防御率1.13、セーブ21、ホールド7と安定した活躍を見せている。

最速160km/hを超えるストレートを武器にこの先も中日のリリーフ陣を支えるだろう。

2017年WBC、2019年プレミア12のキューバ代表に選出された。

A・マルティネス(捕・キューバ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1996.5/28右/右190/9557

Ariel Martinez(アリエル・マルティネス)

2020年1月に育成契約、同年7月に支配下登録されたA・マルティネス選手。

109打席と規定打席に到達していなかったが、3割近くの打率を残し打撃面でアピールした。

しかし、捕手というポジションは投手とのコミュニケーションが必須となり、その面が課題となるのか。

ファーストも守れるがビシエド選手がいるため、限られた出場機会でどうアピールしていくかが見ものだ。

2019年のプレミア12のキューバ代表に選出された。

D・ビシエド(内・キューバ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1989.3/10右/右185/10866

Dayán Viciedo(ダヤン・ビシエド)

2016年シーズンから中日でプレーし、不動の4番を担っているビシエド選手。

本塁打を量産するタイプではないが、広角に打ち分ける技術と、高い出塁率で「繋ぎの4番」を実現する。

2018年には首位打者・最多安打・ベストナインを受賞し、出塁率は驚異の.419という成績を残した。

また、ファーストの守備でも2020年にはゴールデングラブ賞を受賞するなど、安定している。(109試合でエラーは1つ)

横浜DeNA

F・ロメロ(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1994.12/24右/右183/10442

Fernando Romero(フェルナンド・ロメロ)

2021年シーズンから横浜DeNAでプレーするロメロ選手。

メジャーリーグではあまり目立った成績は残せなかった。

最速160km/hに迫る直球で日本野球の打者たちをねじ伏せられるのか。

E・エスコバー(投・ベネズエラ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1992.4/22左/左188/10262

Edwin Escobar(エドウィン・エスコバー)

2017年に日ハムに入団、同年途中に横浜DeNAにトレードで移籍したエスコバー選手。

2018年からセットアッパーとして53試合に出場する。

翌年の2019年からはより安定感が増し、74試合に出場し33ホールドをマークした。

左腕から繰り出される最速160km/hの速球はかなり驚異となる。

R・コルデロ(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1997.12/18左/左189/88107

Remy Cordero(レミー・コルデロ)

2019年から育成選手として横浜DeNAに所属するコルデロ選手。

2019年、2020年は共に独立リーグに派遣されている。

まだ思うような成績は残せていないが、23歳という若い年齢であるためこれからに期待。

身長約190cmの左腕はいずれ相手球団にとって驚異になるだろう。

Y・ディアス(投・ベネズエラ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1999.6/10左/左191/93109

Yofrec Diaz(ジョフレック・ディアス)

2020年から育成選手として横浜DeNAに所属するディアス選手。

コルデロ選手同様独立リーグに派遣されてプレーしている。2020年は主にリリーフとして登板し、防御率は2.18だった。

ディアス選手も21歳と若く、身長190cm超のサウスポー。これからが楽しみだ。

スターリン(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1998.7/21右/右201/100110

Starlin(スターリン)

2021年から育成選手として横浜DeNAに所属するスターリン選手。

身長はなんと201cmもある。メジャーリーグでの登板はないが、パドレスの傘下でプレーしていた。

年齢は22歳と若く、これからの期待の選手だろう。

N・ソト(内・プエルトリコ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1989.2/28右/右185/9799

Neftali Soto(ネフタリ・ソト)

2018年から横浜DeNAで主力としてプレーするソト選手。

1年目のシーズンから凄まじい活躍を見せ、本塁打41本でホームラン王に輝いた。その年のOPS(出塁率+長打率)は何と10割を超えた。ちなみに打率も3割を超えている。

翌年2019年も大活躍を見せ、本塁打43本で2年連続のホームラン王、108打点で打点王を獲得した。

ベストナインは2018年、2019年に獲得している。2020年も25本の本塁打を放った。

今シーズンは少しつまずいているが、これからもチームを引っ張っていく存在であることは間違いないだろう。

F・デラロサ(内・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1996.1/24右/両188/92108

Frandy de la Rosa(フランディー・デラロサ)

2020年から育成選手として横浜DeNAに所属するデラロサ選手。

1年目はコルデロ投手、ディアス投手と共に独立リーグに派遣された。

スイッチヒッターという希少性を生かして、これから頭角を現すことができるのか。

広島

G・フランスア(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1993.9/25左/左186/10197

Geronimo Franzua(ヘロニモ・フランスア)

2018年から広島で主力としてプレーするフランスア選手。

サウスポーで160km/hに迫る直球を投げる。奪三振数は投球回を大幅に超える。

今シーズンは手術の影響で開幕に間に合っていないが、戻ってくるとチームの大きなプラスになるだろう。

R・コルニエル(投・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1995.6/23右/右193/9998

Robert Corniel(ロベルト・コルニエル)

2021年9月に育成選手として広島に入団し、2021年開幕前に支配下登録をされたコルニエル選手。

身長190cm超から投げ下ろす球で打者を翻弄できるのか。

A・メヒア(内・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1993.3/10右/右192/11296

Alejandro Mejia(アレハンドロ・メヒア)

2016年に育成選手として広島に入団し、2017年の7月に支配下登録されたメヒア選手。

二軍では圧倒的な成績を残し、2018年は打率・本塁打・打点・出塁率でトップに立った。

2019年も二軍で本塁打・打点の2冠を獲得。これからの一軍での活躍に期待。

ヤクルト

A・スアレス(投・ベネズエラ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1989.10/8右/右190/10643

Albert Suarez(アルベルト・スアレス)

2019年からヤクルトでプレーするスアレス投手。

日本では全試合に先発として登板し5勝5敗、防御率2.44と安定した投球を見せている。

阪神に在籍するロベルト・スアレスの実の兄であり、2020年にはプロ野球史上初の外国人兄弟投手の同一試合登板が実現した。

J・オスナ(内・ベネズエラ)

生年月日投/打身長/体重背番号
1992.12/12右/右188/10613

José Osuna(ホセ・オスナ)

2021年からヤクルトでプレーするオスナ選手。

先日ようやくチームに合流できた。現在は5試合に出場し、サヨナラ安打を放つなど十分な活躍を見せている。

これからもキープできれば現在3位にいるチームをもっと上位に引き上げることができるだろう。

D・サンタナ(外・ドミニカ共和国)

生年月日投/打身長/体重背番号
1992.8/5右/右195/10425

Domingo Santana(ドミンゴ・サンタナ)

2021年からヤクルトでプレーするサンタナ選手。

同じく先日ようやくチームに合流できた。出場3試合目で本塁打を放つなど自慢のパワーを見せつける。

メジャーリーグで本塁打を2017年に30本、2019年に21本放ったパワーでチームを引っ張っていけるか。

最後に

2021年開幕時点ではスペイン語圏出身の選手が、パリーグ15人、セリーグ27人の合計42人在籍しています。

言語を学ぶとき何か趣味があると、より捗るでしょう。彼らを応援してスペイン語圏の文化や人々、スペイン語に興味を持ってみませんか?

野球用語のスペイン語名・英語名は以下の記事をご参照ください。

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