スペイン語 名詞前後の所有詞〜MiとMíoの使い方の違い〜

こんにちは。筆者のチャボンです。この記事では「Mi」などの名詞の前に来る所有詞と「Mío」などの名詞の後ろに来る所有詞の使い方の違いを説明しています。

チャボン
チャボン

2種類もあったらややこしいのでは?

結論から言うと大抵のものはどちらを使っても意味はほぼ変わりません。ただし大きく意味が異なる場合もあります。

所有詞とは

チャボン
チャボン

そもそも所有詞とは?

日本語でいうと「(人)の」の部分のことです。

「そのカバンは私のものです。」「私のカバンはそこにあります。」

これらが所有詞に当たるものです。

2種類の所有詞

ではスペイン語における2種類の所有詞をそれぞれ見ていきましょう。

名詞の前につく所有詞

分かりやすくするために「hijo(息子)」という単語をつけています。

 男性形単数女性形単数男性形複数女性形複数
私のmi hijomi hijamis hijosmis hijas
君のtu hijotu hijatus hijostus hijas
彼の/彼女の/あなたのsu hijosu hijasus hijossus hijas
私たちのnuestro hijonuestra hijanuestros hijosnuestras hijas
君たちのvuestro hijovuestra hijavuestros hijosvuestras hijas
彼らの/彼女らの/あなた方のsu hijosu hijasus hijossus hijas

これらが名詞の前につく所有詞です。三人称単数・三人称複数は所有詞の変化が同じということに気をつけましょう。

Su hijo 彼の息子/彼女の息子/あなたの息子/彼らの息子/彼女らの息子/あなた方の息子

Sus hijos 彼の息子たち/彼女の息子たち/あなたの息子たち/彼らの息子たち/彼女たちの息子たち/あなた方の息子たち

このように後ろの名詞の単数・複数によって所有詞の形を変えます

「彼らの」という複数の所有者であっても、「息子」が単数なら「su」がつきます。「〜の」の部分の数につられないようにしましょう。

名詞の後ろにつく所有詞

 男性形単数女性形単数男性形複数女性形複数
私のmíomíamíosmías
君のtuyotuyatuyostuyas
彼の/彼女の/あなたのsuyosuyasuyossuyas
私たちのnuestronuestranuestrosnuestras
君たちのvuestrovuestravuestrosvuestras
彼らの/彼女らの/あなた方のsuyosuyasuyossuyas

これらが後ろにつく所有詞です。前につくものと違い性による変化もあるので気をつけてください。また、「私」の所有詞には忘れずにアクセントをつけてください。

後ろにつく所有詞は3つの用法があります。

1. 単純に名詞の後ろにつく

María es una amiga mía. 「マリアは私の友達(のうちの一人)です。」

→(una de mis amigas)

Es un hijo mío. 「彼は私の息子の一人です。」

→(uno de mi hijo)

2. 単独で「〜の」を表す

¿De quién es la silla? → Es mía.

「その椅子誰の?」「私のです。」

答えるときは性・数に気をつけましょう。

3. 定冠詞とともに使い繰り返しを防ぐ

¿Es tuyo el celu?→ No, el mío es más grande.

「その携帯は君のもの?」「いや、私のはもっと大きい。」

こちらも性・数に気をつけましょう。

厳密な前と後ろの違い

一番最初に意味はほぼ同じと言いましたが、一つ全く違う意味になるものの例があります。

1)Fui al cine con mi amigo.

2)Fui al cine con un amigo mío. →(uno de mis amigos)

両方日本語にすると、「私は友達と映画館へ行った。」となります。

違いは、

1)は友達が一人しかいないようなニュアンス

2)は複数の友達の中の一人というニュアンス

になるというところです。基本的に 2)を使う方が無難です。

まとめ

以上が名詞の前後に付く所有詞です。基本的には意味は同じですが、特定の場面では大きく異なるため気をつけましょう。

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