スペイン語「了解・分かりました・かしこまりました」の言い方5つと使い分け【スラング】

こんにちは。筆者のチャボンです。皆さんは日常生活で何か頼まれた時に何と返事しますか?

ビジネスでは「承知しました」、日常生活では「了解、オッケー、分かった」などと言うと思います。

今回はスペイン語でのこれらの言い方をいくつか紹介していきます。

状況に応じて使い分け、よりスペイン語ネイティブに近づきましょう!

スペイン語「了解・分かりました」の言い方5つ

1. 「Entendido(エンテンディード)」

一つ目は「Entendido(エンテンディード)」です。一番無難な言い方ではないでしょうか。

相手がどんな人であっても使うことができます。ただし、友人に言うには少し堅すぎるかもしれません。

この単語は「Entender(理解する)」という動詞からきており、直訳すれば「理解しました」となります。

Tienes que llegar a las 3 de la tarde. (午後3時に着かないとダメだよ。)

Entendido. (分かった)

2. 「Oído cocina (オイド コシーナ)」

2つ目は「Oído cocina (オイド コシーナ)」です。日常生活の口語ではそこまで何度も耳にする表現ではありません。

どちらかと言えば、チャットなどで使われるかもしれません。

「Oído」は「Oir(聞く・聞こえる)」という動詞からきており、「Cocina」は「料理」という意味です。

一見意味が分からないのですが、由来をスペイン人に尋ねてみたところ

スペイン人
スペイン人

元は、キッチンでウェイトレス/ウェイターがシェフに注文を伝えた時に、シェフが口にする言葉だったんだ。そこから派生したよ。

と言っていました。

No me llames hasta las 18.(18時まで電話してこないでね。)

¡Oído cocina! (了解!)

3. 「Vale(バレ)/Dale(ダレ)」

3つ目は「Vale(バレ)/Dale(ダレ)」です。なぜ2つの似た言い方があるのかって?答えは地域によって言い方が異なるからです。

・「Vale」→スペイン、ペルー、エクアドル、メキシコなど多くのスペイン語圏

・「Dale」→主にアルゼンチン、ウルグアイ

これらの表現は一番カジュアルなものです。気軽に「オッケー!」と表現したい時に使ってみて下さい。

¡Vamos a comer!(食べに行こ!)

¡Vale, vamos!(よし行こか!)

「Dale」に関しては上記の通り、アルゼンチンとウルグアイでよく使われます。メッシ選手やスアレス選手がよく口にしているのを耳にしたことがある人も多いのではないでしょうか。

アルゼンチンとウルグアイのスペイン語は、全スペイン語圏の中でもトップクラスにクセが強く、慣れないと単語など何を言っているのかさっぱり分かりません。

事実、ネイティブのスペイン人でも分からない事はよくあるといっています。

アルゼンチンのスペイン語を学んでみたい方は以下をご覧ください。

4. 「De acuerdo(デ アクエルド)」

4つ目は「De acuerdo(デ アクエルド)」です。これまでの表現に比べるとフォーマルなものになります。「承知しました」に近いでしょうか。

友人との普段の会話ではあまり使用頻度は高くありません。少なくとも筆者(スペイン語学習歴4年半)は、ネイティブの友人との日常会話では聞いたことがありません。

「Estoy de acuerdo.(エストイ デ アクエルド)」は「賛成します。」という意味になります。

5. 「De una(デ ウナ)」

5つ目は「De una(デ ウナ)」です。これはアルゼンチンやウルグアイの表現なので、スペインなどでは耳にすることはないでしょう。

先ほど出てきた「Dale」と同じような感じで使います。ただし、「De una」は人によっては使わないという人もいます。

アルゼンチンのスペイン語を学んでみよう!

まとめ

以上がスペイン語の「了解」「分かりました」「オッケー」の表現になります。

ちなみに普通に「ok」や「oki」などと言われることもあります。こっちの方が短くて言いやすいですね。

日本語でもそうですが、頻繁に使う言葉なのでうまく使いこなしましょう!

1. 「Entendido(エンテンディード)」

2. 「Oído cocina (オイド コシーナ)」

3. 「Vale(バレ)/Dale(ダレ)」

4. 「De acuerdo(デ アクエルド)」

5. 「De una(デ ウナ)」

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