<恐怖の湖?>アルゼンチン・コルドバ 〜カルロス・パスのサンロケ湖〜

こんにちは。この記事ではアルゼンチンの第二の都市コルドバのカルロス・パスという場所にある「恐怖の湖」を紹介します。その湖の名前は「サン・ロケ」です。(San Roque

コルドバってどんな所?

コルドバはアルゼンチンの中で2番目に大きな都市です。首都ブエノスアイレスからはバスで8時間、西のメンドーサから9時間、北のサルタから12時間のところに位置しています。

山脈に囲まれており、中心地からバスで1時間〜3時間で日帰り小旅行を楽しむことができます。現地の人は週末や休暇によく山脈の田舎の方に行き、川や山などの自然でリフレッシュしています。

そんな自然の豊かさがある一方で、「大学の街」と呼ばれるほど市内には大学が多くあり、中心地は学生などの若者で活気があふれています。

また、中心地にはコルドバのイエズス会伝道所とエスタンシア群」として世界遺産に登録されている教会や国立大学などが存在し、歴史的な一面を見ることもできます。

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治安情報

コルドバ市内でも危険な場所とそうでない場所がはっきりと別れています。上の地図を見てもらえればわかりますが、コルドバ市の中心は Ruta と呼ばれる高速道路(地図上では黄色)で囲まれています。その高速道路より外側は危険度が高いと思ってください。(次の村に着くと治安はよくなりますが、村と村の間などが一番危ないです。)

高速道路の内側でももちろん危険な場所はあります。「villa urquiza(ビジャ・ウルキサ)」というところは現地の人もあまり行きたくないというくらい危険な場所です。銃を突きつけられたことがある現地の友人もいるのでそこに行くことは一切オススメしません。

カルロスパス(Carlos Paz)

カルロスパスはそんなコルドバの中心地から西へバスや車で1時間ほどのところにある小さな街です。高速道路も整備されているため簡単に行くことができます。バスの値段も安く、筆者は車で行ったため確かではないですが、500円ほどだったと思います。

画像にもある通り、カルロスパスにはアルゼンチンの中心地と言われているところがあります。地図上ではそうは思いませんが、、、。(看板にはスペイン語で「Usted está en el centro del país.」と書かれています。「あなたは国の中心にいます。」という意味)

サンロケ湖

そのカルロスパスにあるのがサンロケ湖です。。「ディケサンロケやラゴサンロケ」と呼ばれることもあります。(「Diqueディケ」や「Lagoラゴ」はスペイン語で池や湖という意味。)

ここにある広場では、スケートボードをしている人や家族や友達とピクニックをしている人を見かけます。そして湖というだけあって釣りをしている人も多くいました。釣り人が横に置いていた小さなバケツを覗いてみると、小さな魚が泳いでいました。

恐怖の湖?

こんなに自然溢れる素晴らしいところですが、なぜ「恐怖」なのでしょうか。それは昔に起きた戦争で亡くなられた方を沈めたと言われているからです。現地の歴史の教授はそこには行きたくないと言っていました。

言われてみれば確かに泳いでいる人はいませんでした。興味本位で入ると恐ろしいことになるのかもしれません。(あくまでも推測です。)

まとめ

実際に「恐怖の湖」とは呼ばれていないですが、歴史的に深い意味のある場所であることには間違いありません。そのような背景を思い出しながら旅をするのも一味違っていいかもしれませんね。

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