こんにちは。筆者のチャボンです。この記事ではスペイン語で「愛してる」の言い方を紹介しています。
スペイン語圏の国々では日本より様々な場面で「愛してる」と言われます。それも恋人だけではなく、家族や友達にも言うことがあります。それだけ人と人との距離が近いということですね。
日本人的には慣れないですが、スペイン語圏の友人や恋人ができると聞いたり使ったりすることが多々あるので覚えておきましょう。
それでは見ていきましょう!
スペイン語 愛を伝える言い方3選
では実際にスペイン語における「愛してる」の主な言い方を3つ紹介していきます。
1. Te quiero
一つ目は「Te quiero(テ キエロ)」です。直訳すると「君が欲しい」という意味になりますが、「君を愛してる」という意味で使われます。
Te quiero は恋人に対してだけではなく、友人や家族にも使われるそうです。
「私のこと愛してる?」と聞きたい時は、「¿Me quieres?(メ キエレス)」と言いましょう。
また、より強調したい時は「mucho(ムーチョ)」をつけて、「Te quiero mucho.」と言います。
2. Te amo
二つ目の言い方は「Te amo(テ アモ)」です。これが一番直接的な愛情の伝え方でしょうか。「Amar(愛する)」という動詞が使われています。
[たったの3種類]スペイン語規則動詞の基礎 -ar, -er, -ir
こちらも強調したい時は「mucho」をつけます。そして愛を確認したい時は「¿Me amas?」を聞きましょう。
このフレーズも友達や家族に使うことができますが、「Te quiero」より強い言い方です。
少し前、サッカー日本代表・現在マルセイユに所属している長友佑都選手が奥様のことを「アモーレ(amore)」と言ったことが話題になりました。
アモーレはイタリア語ですが、スペイン語で「愛する人」は「アモール(amor)」と言います。似ていますね。
スペイン語では恋人を呼びかけるとき「mi amor(ミ アモール)」と言ったりします。(イタリア語は知りません。)
3. Me gustas
三つ目は「Me gustas(メ グスタス)」です。「Gustar(好きにさせる)」という動詞が使われます。「gustar」という動詞は特殊な使われ方をするため、直訳すると「君は私を好きにさせる」となります。「gustar型動詞」については以下の記事をご覧ください。
「Te quiero」「Te amo」とは少し違い、「Me gustas」は告白する時に使われます。日本語の「好きです、付き合ってください」の「好きです」に近い言い方です。また、仲がまだそこまで深くない時点で相手に自分の気持ちを伝えたい時にも使われます。
その他の恋愛に関するフレーズ
愛を伝えるフレーズ以外の恋愛に関するフレーズも紹介します。
¿Te gustaría ser mi novio/novia?
「¿Te gustaría ser mi novio/a?(テ グスタリア セール ミ ノビオ/ノビア)」は「私の彼氏/彼女になってくれませんか?」というフレーズです。日本語でいうと「付き合ってください」に当たるものですね。
私の日本人の友人の1人は今のスペイン語圏の彼氏に言われたそうです。(南米のとある国の彼氏)
Te extraño
「Te extraño(テ エクストラーニョ)」は「君が恋しいよ」という意味で使われます。英語で言うと「I miss you」ですね。英語では誰に対しても使われます。
ただしスペイン語では、アルゼンチン人に聞いたところ、この表現は恋愛的な感情を暗に示しているようです。
友人や家族に「恋しいよ」と言う時は「Se te extraña.(セ テ エクストラニャ)」という若干婉曲的なフレーズを使います。(ネイティブ以外が「Te extraño」と友人に言っても変ではありません。)
まとめ
以上がスペイン語の恋愛に関する主な言い方です。スペイン語圏は人と人との繋がりがとても深く、言葉で気持ちを言う事が多いです。ぜひ覚えておきましょう。