【スペイン語序数詞】「〜番目」表現の数え方・使う際の注意点〜もう一つの数字〜

こんにちは。筆者のチャボンです。

スペイン語には「uno, dos, tres」などの基本的な数字である「基数詞」の他に「序数詞(primero, segundo, tercero)」と呼ばれるものが存在します。

序数詞とは「1番目」「2番目」を表すもので、英語の「first」「second」に相当するものです。

今回はそんな「序数詞」について説明していきます。英語とは違い少し複雑なので、しっかり覚えましょう。

スペイン語の序数詞

まず最初に、スペイン語の序数詞のルールをご覧ください。

1. 名詞の前につき、後ろの名詞の性や数によって形が変わる。

例)La segunda vez(2回目), el quinto piso(5階)

2. 1番目と3番目は男性名詞の前ではそれぞれ primer, tercer となる。

例)el primer año(1年目), el tercer nivel(レベル3)

3. 〜世紀や王様の〜世のときは名詞の後ろにつける

例)siglo VI (6世紀・siglo sexto)

4. 「4番目」はcuarto/a であり基数詞の4である cuatro ではないので注意rとtの位置が逆

例)cuarto año(4年目), cuatro años(4年)

5. 11より大きい数字は基本的に常に基数詞を使う

例) veinte año(20年目)

一番気をつけなければならないのは、後ろの名詞によって男性・女性の変化があることです。

これらは間違えても通じることは通じますが、少し違和感を感じます。しっかり使い分けましょう。

後ろの名詞が男性名詞の場合

日本語スペイン語表記
1番目primero/primer1.º
2番目segundo2.º
3番目tercero/tercer3.º
4番目cuarto4.º
5番目quinto5.º
6番目sexto6.º
7番目séptimo7.º
8番目octavo8.º
9番目noveno9.º
10番目décimo10.º

右上の「º」は語末の「o」を表し、男性形を示しています。

後ろの名詞が女性名詞の場合

日本語スペイン語表記
1番目primera1.ª
2番目segunda2.ª
3番目tercera3.ª
4番目cuarta4.ª
5番目quinta5.ª
6番目sexta6.ª
7番目séptima7.ª
8番目octava8.ª
9番目novena9.ª
10番目décima10.ª

右上の「ª」は語末の「a」を表し、女性形を示しています。

まとめ

以上がスペイン語の序数詞です。もう一度使用する際の注意点をおさらいしておきましょう。

「uno, dos, tres」などの基本的な数字については、【スペイン語数字】1〜1兆の数え方をご覧ください。

1. 名詞の前につき、後ろの名詞の性や数によって形が変わる。

例)La segunda vez(2回目), el quinto piso(5階)

2. 1番目と3番目は男性名詞の前ではそれぞれ primer, tercer となる。

例)el primer año(1年目), el tercer nivel(レベル3)

3. 〜世紀や王様の〜世のときは名詞の後ろにつける

例)siglo VI (6世紀・siglo sexto)

4. 「4番目」はcuarto/a であり基数詞の4である cuatro ではないので注意rとtの位置が逆

例)cuarto año(4年目), cuatro años(4年)

5. 11より大きい数字は基本的に常に基数詞を使う

例) veinte año(20年目)

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