<例文付き>スペイン語前置詞一覧〜con, sinの意味と使い方〜

こんにちは。筆者のチャボンです。この記事ではスペイン語の前置詞「con」「sin」について説明しています。

この二つの前置詞はスペイン語の前置詞の中でも単純で覚えやすいと思います。しかし「私と」「君と」などに関しては少し気をつけなければならないのでぜひ最後までご覧ください。

チャボン
チャボン

それでは見ていきましょう

前置詞 con

まずは「con」ですが、英語でいう所の「with」に値するものです。主な用法は大まかに分けて2つです。

1.「〜と」(付随、随伴)

一つ目の用法は「〜と」という随伴を表す時です。「〜付きの」という意味で使われる場合もあります。

Estudio español con Taro.(私はタロウスペイン語を勉強する。)

Este libro está con muchas letras.(この本は文字数が多い。)(この場合 estar con は tener に言い換えることができる)

このように必ずしも「〜と」という風には訳せませんが、頭の中に「前置詞 con →〜と一緒」という感覚を持つといいでしょう。

2.「〜で」「〜を使って」(手段)

二つ目の用法は「〜で」「〜を使って」という手段を表す時です。

¿Hay que pagar con tarjeta?(カード払わなければなりませんか?)

セットで覚えたい:con tarjeta(カードで)、en efectivo(現金で)

*現金の場合は「en」が使われます。「en efectivo」という熟語で覚えましょう。

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前置詞 sin

次に前置詞「sin」ですが、英語の「without」に相当します。基本的に大まかな用法は1つだけです。

1. 「〜なしで」

Trabajar duramente sin almorzar.(昼食なしで一生懸命働く。)

Agua sin gas(炭酸抜きの水)

Javier no puede hacer nada sin ella.(ハビエルは彼女がいないと何もできない)

このように「何かがない」という感覚の時は「sin」が使われます。

ちなみに炭酸水は「agua con gas」です。

con を使う場合の注意点「私と」「君と」など

後ろに「mí」「ti」「sí」が来る時は、「con」の用法に注意しましょう。

普通は前置詞の後ろにそれらがつく場合、そのままくっつきますが、「con」に限っては合体します。

con + mí = conmigo「私と」

con + ti = contigo「君と」

con + sí = consigo「彼・彼女・あなたと」

このようになります。

*アルゼンチンなどで使われる二人称「vos」の場合はそのまま「con vos (君と)」という風に合体せずに使われます。

¿Quieres venir conmigo?(私と一緒に来ますか?)

Voy contigo.(君と行きます。)

Ella llevó vino consigo.(彼女はワインを持って来た。)

*最後の「consigo」に関してですが、主語が三人称の場合のみ使われます。(頻繁に使われる用法ではない。)

ただ単に「彼女と」などと言いたい時は「con ella」を使いましょう。

Estoy con ella.(私は彼女といる)

まとめ

以上がスペイン語の前置詞「con」「sin」の説明です。他の前置詞と比べて簡単な方なのでぜひ覚えてください。

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